★情熱★

 すべてが 運命の一ページなのでしょうか
 
 忘れたくない 夢
   忘れられない 幻
     忘れなければ いけない 現実

 わたしは 物語の中で 生き
   物語は 私の中で 生まれる
     『わたし』という名の一冊の本の中で‥‥‥

 運命が 
   記憶の森で生きることを 望んでいるのでしょうか

 それとも
   忘却の河において 
溺死することを 強いているのでしょうか
 
すべてが宿命なのでしょうか

 その運命を変えることは出来ないのでしょうか
 
 真実に心許したのですが
 世俗の欺瞞や 多くの虚偽で 
唯一の真実が消されてしまうことが
 とても哀しいのです

 明日に忘却することしか許されぬ運命だとしても
  わたしは その運命を愛してやまないのです
 
束の間の 抱擁のためであったとしても‥‥‥


直江さんの高耶を想う詩の第2弾です。
夏姫の書く詩は、訳の分からない物が多いのですが、
これは、直江さんのイメージが出せたんじゃあないかな?
と思っています。
2002.09.06

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